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高木学校 板橋志保さん講演会『放射線について知ろう!』

江戸川区で活動しているサークル Happy mom's SolSolの企画のご案内です。
http://plaza.rakuten.co.jp/edogawa1solsol/
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3月11日の地震発生以来、私達を取り巻く環境は一変してしまいました。

いつもと変わらないように見える青空、公園の木々、小鳥たちのさえずり。

しかし、それらも刻一刻と蝕まれているようです。


テレビで日々耳にするようになった『放射能』『放射性物質』『放射線』などの言葉も、わかるようなわからないような・・・。

シーベルト、ミリシーベルト、マイクロシーベルト。
ベクレル、ナノグレイ、シーピーエム。

一体ゼンタイ何の事やら。


子どもたちの健康に直ちに影響は無い、の『直ちに』ってどいう意味?

外部被ばくと内部被ばくってどう違うの?

影響は無いとかあるとか、全然わからない。



ウェブ上に公開してくださっている有志のみなさんの放射線量測定データや、チェルノブイリへのかけはしの計測担当の方と同行しての測定結果により、既に汚染されてしまっていることがわかっている我が江戸川区ですが、未だ独自測定をしていない(計画すら無い)(※1)のです。

江戸川区は、放射の影響を受けやすい年少人工が9.5万人と、東京23区内で最も高く、最も出生率が高いにも関わらずです。


※1 6/24、江戸川区HPに放射線量測定を実施することが発表されました。

さらには6月16日の日刊ゲンダイでは、かなり蓄積され高濃度に汚染された場所があることも明るみに出ました。

しかし、つい先日、東京都が江戸川区内4カ所の空間線量を計測したデータでは、全く問題ないという数値が出ています。

一体何を信じたらいいのでしょう。

区が対応してくれるのを待っている間にも、外で遊んでいる子どもたちはどんどん被ばくしているのは事実です。


事実、同じ公園の中でも広場の真ん中と隅っこにおいてあるベンチの下では、全く違う数値が出ます。

子どもたちが大好きなジャングルジムの下や、生えっ放しになっている隅っこの草むらなどは放射線が集まりやすい場所でもあるのです。


ですから、我々母親たちが放射線についての正しい知識と、確かな判断力を持たねばならないと、日々強く感じています。


そこで、医療被ばく問題や原子力問題に取り組んで来られた高木学校に講演会の依頼をいたしました。

今回お越し下さるのは、高木学校出前講師で私達と同じく母でもある板橋志保さん。
私達と同じように、放射線のこどもへの影響、環境、食物、小児ガンを心配なさっています。

中学生にもわかる理科を心がけてくださいますので、私達にもわかりやすいお話しになる事間違い無しです!

ぜひみなさんで放射能に関する知識を身につけましょう。

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高木学校出前講師 板橋志保さんの講演会
『放射線について知ろう!』


【日時】7月9日(土)10:30~12:30
【場所】タワーホール船堀 蓬莱
   都営新宿線 船堀駅 徒歩1分
    http://www.towerhall.jp/4access/access.html

【参加費】1,000円(当日受付にてお支払い下さい)
【申し込み】こちらのフォームに必要事項を記入して送信して下さい。
【その他】お子さん連れも構いませんが、保育等はございませんのでご了承下さい。


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☆板橋志保さんのプロフィール☆

45歳、女、東京都日野市在住(多摩動物園近く)、小4の母(シングルマザー)
東京都立大学大学院理学研究科修了。元々の専門は環境微生物学。環境(分析)化学や労働衛生に興味を持つ。
高木学校には最初から参加。市民科学者を目指すが、研究者にはなり損ね、現在は環境測定の仕事に従事=肉体労働の日々。
専門知識を専門家、大学の中で独占するのではなく、専門でない人々と共有したい。
毒や兵器を作るための科学でなく、人を幸せにするための科学。便利さは自然破壊でなくバリアフリーのために。
まわりを取り囲む化学製品や機械の問題点を理解し、健康と安全を守る。

専門家と言われるえらい先生方が、「安全です」一点張りであったり(根拠なく主張するのは宗教)、どうしたら良いかわからず、あてにならない。
としたら、原子力専門家ではないが、数字を読む根気位はある私も、知ってることを伝えねば!と考えた次第です。

本当は、科学批判でなく、自然の不思議さ、楽しさ、豊かさ、”楽しい科学”をそろそろ始めたかったのですが、、、いつになるやら(苦笑)。

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高木学校について
 科学技術特別委員会などでも放射線についての解説をしておられる崎山比早子さんも所属している団体。

 原子力資料情報室前代表・故高木仁三郎氏は1997年12月、プルトニウム利用の危険性を世界に広く知らせた科学的・社会的貢献によりライト・ライブリフッド賞を受賞しました。
 この賞は、平和や人権、環境など人類が今日直面する課題の解決に力を尽くした個人や団体に与えられるもので別名「もう一つのノーベル賞(Alternative Nobel Prize)と呼ばれています。
 その賞金と多くの方々の支援をもとに、市民の立場から問題に取組むことのできるオルターナティブな科学、「市民科学者」を育成したいという思いをこめて、「高木学校」の創立を呼びかけました。これに応えて全国から多くの人々が集い、1998年に「高木学校」がスタートしました。

【オペレーションコドモタチ参加者メッセージ】 崎山比早子

子どもの被ばくを放置するな 今も続く学校の放射能汚染

2011年5月20日 科学技術特別委員会 崎山比早子医学博士 質疑応答
by lavidafeliz_solso | 2011-06-23 01:42 | Happy mom's SolSol

逗子の隅っこで暮らしています。


by おひさまひっこ